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TAC

 

TAC 紹介

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私たちのお仕事
私たちは、JAのTAC担当者と担い手農家へ出向く仕事です。
私たちは農業経営者の総合窓口です。TACが訪問しましたら、生産や販売にかかるご要望はもちろん、融資の相談やJA事業への提言など、何でもお聞かせください。
皆さんのご意見・ご要望にお応えすると同時に、JAグループに内在する問題や傾向を分析し、事業の改善にもつなげて参ります。
私たちは、農家の方との繋がりを大切にします。
 

担い手対策課紹介

担い手対策課紹介
     
 

TAC ブログ

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ふくい葱人サミットの開催
2016-03-04
今日はJA花咲ふくい芦原支店にて「ふくい葱人サミット」が開催されました
 
福井県の白ネギは年々面積が増加しており、現在県下一の園芸品目となっています。
そこで、1ha以上の作付を行っている大規模白ネギ生産者(ねぎびと)を対象に、県内各地区の葱人が高品質な白ネギを大規模に生産し、継続して出荷し続けるノウハウを学び合う場として、今回のサミットが開催されました
 
始めは秋田県農業試験場の方から「秋田県での7~8月どり栽培」について詳しくお話し頂きました。秋田県では通常最も早い作型が2月上旬播種-4月中旬定植-8月中旬収穫となっており、これを単価の高い7月頃にとれないかということで色々と試された結果、4月中旬の定植を早めることは雪などにより難しいので、播種時期を10月頃に早めハウス内で大きな苗にして、定植後の在圃期間を短縮することにより7月から収穫開始できるようにするというものでした。その際のポイントは通常2粒/1穴を1粒/1穴の疎植にすることで、収量は多少下がっても、大きい規格を得ることができるということでした
 
その他にも県内外事例が5件発表されました。なかでも排水に関する話しはよく上がりました。少しでも排水をよくするために、畝間に溝を切り排水溝とつなげる、ハーフソイラを斜めに走らせる、排水溝の位置を下げる、排水升を新設する、深耕は深さ40cmで間隔は1、2mおきと細かくする、水位計を設けて目に見える化を図る、FOEASの施工、といった様々な対策法を紹介して頂きました。
 
福井県TACキックオフ大会 開催!!
2016-03-01
今日は午後から経済連総合センターにて「福井県TACキックオフ大会」を開催
県内のTAC49名と担い手担当の営農・経済・金融・共済関係者など総勢100名が集まり盛大に行われました
 
開催内容は、以下の通りでした。
全国・県内の情勢報告、及び平成28年度活動提案
県内TAC事例報告(JA越前丹生の水田園芸取組)    写真 真ん中
TACへの期待(JA青壮年部会長より)
取組目標発表(JA若狭)                      写真 右
先進地JA事例報告(JA小松市のTAC活動)
 
県内TAC事例報告では、JA越前丹生のTAC担当者よりここ数年力を入れてる水田でのキャベツやブロッコリー、スイートコーン、レタスといった作物の栽培取組をご紹介いただきました。生産者の要望から始まり、提案・実践・指導・販売、そして年内のうちに反省。これらのサイクルを通じ、生産者と一緒に作り上げることが重要であるとのことでした
 
JA青壮年部会長は、ご自身の青年海外協力隊としてインドネシアで活動された経験や、外国人技能実習生の受入れについて話され、最後には、(とことん)(会って)(コミュニケーション!!)のキャッチフレーズにもあるように、どんどん農家に出向いて、話しを共有し、意見交換をたくさんしていってほしいとご意見を頂きました
 
取組目標発表では、県内67名のTACを代表して、JA若狭のTAC担当者から28年度活動目標を発表して頂きました。これは本年度大会より導入した福井県TAC表彰制度に基づいたもので、個人目標「水田園芸の拡大」を掲げて決意表明されました
 
県外事例では、今年度全国TACパワーアップ大会で全農会長賞を受賞した石川県JA小松市の営農部長より講演して頂きました。複合経営や特栽米、6次産業化事業などの紹介、またTAC職員・管理者としての意識の持ち方、計画性、積極性、環境など普段から大事に考えられていることを紹介して頂きました
 
 
「元気な福井の農業」躍進大会 開催!
2016-02-16
今日は福井県県立大学にて毎年恒例の「元気な福井の農業」躍進大会が開かれました
当日は天候が悪いにも関わらず、会場を埋め尽くすほどの生産者が訪れました
大会の主な内容は以下のつでした。
 
講演
月刊「農業経営者」編集長より「真の農業経営者はどうあるべきか」について。
現在の農業者は「単なる業主」と「農業経営者」とに分けられ、時代の変化に応えていける人未来から逆算して経営を考えられる人が真の経営者ということで、過去に取材した農家の事例を交えながら紹介。また話しの後半では投下労働当たりの収益が高い子実トウモロコシでの転作を提案されました。 
 
県外農業者からのメッセージ
石川県で米や餅、弁当、惣菜、和菓子などの生産販売を行っている(株)六星の社長が「これからの農業への思い」という題目で話されました。安部首相が視察に来られた時のことや、外国での餅のPR、若い消費者向けの可愛らしいお弁当など様々なエピソードを紹介。日本人は理由もなく米や餅を食べるが、外国人は例えば小麦アレルギーといった理由のために米粉などに関心を持つとのことでした。
 
県内農業者からのメッセージ
県内で水稲をはじめ園芸や畜産、加工品等を手掛ける5人の生産者による事業紹介。設立までの経緯や現況、これからの展望・展開について熱く語られました(写真真ん中)
 
ちなみに一番右の写真は、昼食時に配られた県内の植物工場でできたサラダの試食で、ドレッシングなしでも十分美味しい野菜でした
 
第6回 県域園芸専門指導員 育成講習会
2016-02-10

今日は農業試験場にて、最後の県園芸専門指導員育成講習会が開催されました

今回は授業形式ではなく、意見交換もできるような会議スタイルで実施。

約半年間、キャベツ・ネギ・ブロッコリーの播種から収穫、出荷まで携わってきた指導員の方からそれぞれ自分が担当した地区の作業説明や反省点、感想を話していただきました。

 

防除が間に合わなかった、天候に左右された、定期的に圃場巡回し連絡を密に取り合えた、除草作業が大変であったなど各圃場ごとに特徴があり、様々な結果となって現れました。

 

また1年間の講習会を振り返り、実技が参考になった、もっと実技を増やしてほしかった、他の作物も学びたい、育苗が難しかった、他の指導員にも体験してほしいといった意見があがりました。そして中央会からは今年度受講者に対しては、これで終わりではなく、来年度はフォロー研修も考えているという話しも出ました。

 

最後は一人ひとりの修了証書授与をもって、無事締めくくられました

 
奥越地区 ネギ栽培講習会
2015-12-16
今日はJAテラル越前にて、ネギ栽培講習会が行われました
はじめに、鳥取県の園芸試験場から来られた白岩主任より、「ネギの生理生態に基づく栽培技術、並びに研究事例」ということで基調講演がありました。
 

鳥取県では、ネギの「mあたりの収量」目標を栽培初心者は11.2ケース(上級者は1.21.5ケース)としていて、逆に1ケースより少ないものは減収とみなされる。その要因は3つの要件品種(高温耐性や湿害に強いもの)管理(肥培・土寄せ管理など)環境(排水対策や田畑輪換)のバランスが悪いため。

 

ネギアザミウマには子孫の増やし方に違いがあり、以前はメス型のみによる繁殖(遺伝的変化なし)であったが、近年ではオス&メス型による繁殖(遺伝的変化あり)が増え、薬剤抵抗性を持つようになった。

 
などなど。
その他、農薬メーカーによる農薬の基礎知識、県やJAによるネギ試験品種についての研修が行われ、みなさん最後まで熱心に聞いて帰られました
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