香川理事長挨拶 法心常務の講演 小西さんの講演
2月5日(水)に「ふくい白ねぎ産地拡大大会」をJA県経済連総合センターにて開催しました。県内生産者やJA、流通関係者ら約150人が参加し、県産白ねぎの年間販売額10億円を目指して、水田活用を柱に生産拡大を図ることを確認しました。
ねぎの生産は近年、県内一円で生産が広がっており、作付面積は 5年間で約25㌶(2008年)から約60㌶(2013年)に増加しています。販売額は福井を代表する梅や里芋を抜き、園芸販売トップの約4億円となっています。冒頭、香川理事長は開会挨拶にて「農業を取り巻く国の政策が変化する中で、白ねぎを一つの起爆剤にしたい」と述べ、重要品目として一層の出荷拡大に努める考えを示しました。次いで講演した大阪中央青果の法心常務は「福井産白ねぎの需要はある。消費者がまた買う品質で、責任もって出荷してほしい」と生産者に訴えました。大会では、JA福井市の白ねぎ生産者・小西さんが専用機械を活用した白ねぎ大規模栽培の取組みを紹介。また大規模生産者を代表し、JA若狭の白ねぎ生産者・国久さんが「関係者が一体となって生産拡大を成功させ、難局を乗り越えよう」と10億円産地に向けた決意を述べ、参加者全員でがんばろう三唱を行いました。