今日はあわら市の「ふくい園芸カレッジ」にて県内JA指導員に対する、
園芸専門指導員養成講習会の受講式及び第1回研修が行われました。
この講習会は年5回ほど予定しており、1年間で20名の指導員が受講。
それを4年間行い、合計80名の園芸に特化した指導員を育成。
その初回講義に参加させてもらいました
前半は座学で県の方より「加工・業務用キャベツの特性と栽培基礎」についての講義でした。
実際に3つの重さの違うキャベツを手に取って、それぞれの重さを感じ、特に2㎏玉の重さをしっかりと体で覚えておくように言われました。
そのほか、
発芽について
種子の発芽最適温は15~20℃。
最低発芽温度は4~8℃で、35℃を超えると発芽率は低下。
適温と水分以外に、酸素も要求される=土の排水性。
生育について
生育温度は15~20℃。
23℃以上で生育が抑制され、28℃以上以上ではほとんど生育しない。
また15℃以下になると生育が劣るが、耐寒性は強くマイナス4℃まで寒害はない。
土壌条件について
排水良好な砂質壌土~粘質壌土が適する。
土壌酸度はPH6.0~6.9。
PH5.3以下になると根こぶ病が発生しやすくなり、1度発生すると5年は続く。
などなど細かい栽培ポイントを教えていただきました。
(実技は次のブログにて紹介します)