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TAC

 

TAC 紹介

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私たちのお仕事
私たちは、JAのTAC担当者と担い手農家へ出向く仕事です。
私たちは農業経営者の総合窓口です。TACが訪問しましたら、生産や販売にかかるご要望はもちろん、融資の相談やJA事業への提言など、何でもお聞かせください。
皆さんのご意見・ご要望にお応えすると同時に、JAグループに内在する問題や傾向を分析し、事業の改善にもつなげて参ります。
私たちは、農家の方との繋がりを大切にします。
 

担い手対策課紹介

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TAC ブログ

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キャベツ播種の下準備
2015-07-13
今日の午前中はJA越前丹生へ
管内生産者の方が水田キャベツに取組むということで、そのための播種を行いました。
といっても、数量が多いため(560枚)、今日は事前準備として、セルトレイに培土を詰めるだけの作業を行いました。
 
さすがに全て手作業はきついため、水稲用きんぱ播種機(写真)のベルトだけを付け替えて、これをメインに作業を行いました。やはり機械を使うと早くて便利ですね
ですが、機械があまりにも順調なもので、そのあとの人力による鎮圧や覆土、灌水作業が追われてせわしなかったですが…
 
そしてなんとかお昼前には約300枚が完成しました
今日はひとまずここまでにして残りは次回行うことになりました。
 
水田スイートコーン生育状況
2015-07-08
スイートコーンの巡回
前回の調査から1週飛ばして2週間が経過しました。
というのも先週から移植側の出荷が始まったため。
生産者の皆さんは毎日朝早くに収穫してしまいます。
そしてその日のうちに県内各店舗までもぎたてのとうもろこしが届けられています
越前町の幸せコーンが目につきましたら是非手にとってみて下さい
 
そして、巡回のほうはといいますと、
今日は直播メインで見て回りました。
いつの間にか背丈が随分高くなっており、ゆうに自分の身長も超えていました
収穫はもう少し先になりますが、生育は順調です
 
金津地区にてキャベツ播種
2015-07-06
金津地区で初めて水田キャベツに取組まれる圃場のキャベツ播種。
播種はコーティング種子5000粒分でセルトレイ40枚分(128穴)行いました。
 
人数はある程度そろっていたので皆で流れ作業
 
まずは培土(与作)を袋から出して、約2ℓの水でなじませる係り(左の写真)。

次に、トレイに上記培土を敷き詰める係。

    鎮圧機で窪みを作る係り。

    播種板で種子を落とす係り。

    覆土する係り。

 
40枚のセルトレイも分担すると案外早く作業は終わりました
 
最後に一斉灌水(右の写真)。シャワーを上向きにして全体に万遍なく放水。
事前に重さをはかったところ、灌水前は1.7㎏、灌水後は3.4㎏となりました。
目安は水がにじみでる程度とのこと。
ただ水が浸込むまでなかなか時間がかかりました。 
 
最後はパレットの上にセルトレイを重ねておいて、上からカバーを。
2、3日後には芽がでてくるので、そのあとはハウス内で管理を行います
 
県域園芸専門指導員 育成講習会(実技)
2015-07-01
写真左:セルトレイに土をいれます
  中:鎮圧ローラで種を入れるための窪みを作ります
  右:播種板を使用し、種子をトレイに落とします。
 
後半は、ハウスの中で実際にキャベツの播種を行いました。
まずは一通りの流れを先生のお手本付きで見て、そのあと全員が挑戦
 

1 128穴のセルトレイに専用培土を流し込む(セルトレイは白と黒の両方使用)。

2 トントンと底を慣らし、再度覆土して、表面を平たい板でスリ切る。

3 鎮圧ローラで各穴に種子用のくぼみをつける。

4 播種板にコーティング種子を1穴1粒になるようにセットして、トレイの上におとす。

5 再度覆土し、種子がこぼれないように表面をスリ切る。

6 上から勢いの強いシャワーで灌水。

7 新聞紙をかけて灌水し、発芽するまで新聞紙はかけたままにしておく。

 
※培土は乾くと水を弾きやすくなるので使用後は密封
※裸種子の場合は播種板使用不可
※種子を落とす際は、(上部に板をかませるなどして)トレイを斜めにして種子の多落下を防ぐ
※1度目の灌水では水は下まで浸み込まないので、30分ほどおいてから再度灌水
 
やっぱり最初は慣れないせいか動きがぎこちなくなりました
今日播種したものは各自持ち帰り、約20日間管理を行います。
第2回目の講習時には、うまく発芽した苗を持っていけるとよいのですが…
 
県域園芸専門指導員 育成講習会(座学)
2015-07-01
今日はあわら市の「ふくい園芸カレッジ」にて県内JA指導員に対する、
園芸専門指導員養成講習会の受講式及び第1回研修が行われました。
 
この講習会は年5回ほど予定しており、1年間で20名の指導員が受講。
それを4年間行い、合計80名の園芸に特化した指導員を育成。
その初回講義に参加させてもらいました
 
前半は座学で県の方より「加工・業務用キャベツの特性と栽培基礎」についての講義でした。
 
実際に3つの重さの違うキャベツを手に取って、それぞれの重さを感じ、特に2㎏玉の重さをしっかりと体で覚えておくように言われました。
 
そのほか、
発芽について
種子の発芽最適温は15~20℃。
最低発芽温度は4~8℃で、35℃を超えると発芽率は低下。
適温と水分以外に、酸素も要求される=土の排水性。
 
生育について
生育温度は15~20℃。
23℃以上で生育が抑制され、28℃以上以上ではほとんど生育しない。
また15℃以下になると生育が劣るが、耐寒性は強くマイナス4℃まで寒害はない。 
 
土壌条件について
排水良好な砂質壌土~粘質壌土が適する。
土壌酸度はPH6.0~6.9。
PH5.3以下になると根こぶ病が発生しやすくなり、1度発生すると5年は続く。
 
などなど細かい栽培ポイントを教えていただきました。
(実技は次のブログにて紹介します)
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