午後からは、二州地区で行われたカットドレーンを活用した排水対策施工の見学に行ってきました
こちらの圃場では、慣行区にはサブソイラのみを、実証区にはサブソイラ+カットドレーンを施工し排水性の違いを比較していくそうです。
※カットドレーンは、トラクタに装着する穿孔暗渠施工機。圃場の土をブロック状に切断して動かすことで、約70 cmまでの任意の深さに四角形の空洞を成形。
カットドレーンは2機用意してあり、1機は通常のカットドレーン(トラクタMR77)、もう1機はカットドレーンmini(トラクタSL54)で比較しながら実施。
まず朝方のうちに、ユンボによる額縁排水溝を設置(一番排水口の位置が低かった圃場左側に高さ60㎝、長さ3mの枡を設置)。そこから斜めにカットドレーン2機を用いて施工していき、合計8本施工しました。
カットドレーンは深さ60㎝の位置から、miniは40㎝の位置から施工。
刃の枚数や施工跡の地表の盛り上がり方、空洞の大きさも2機で異なり、miniの方がいづれも若干小さく浅めの施工となりました。
施工後は空洞に塩ビ管を押入れ、カットドレーンの施工は完成となりました
※写真右は、午前中にカットドレーンminiで施工した圃場の写真です