今日は、「第3回水田園芸技術解決チーム会」に出席
農業試験場・各農林総合事務所の主にキャベツ担当者の方が集まり、各地区の情報交換や今後の栽培内容を確認しあいました。
<技術対策検討>
栽培初期のポイントは、育苗管理と畝間潅水による除草体系
・育苗管理については、現在高温により苗焼けが多数発生。栽培マニュアルでは「(苗の徒長を防ぐため)基本的に遮光をしない」とあるが、今年の暑さでは遮光も必要となってくる。
・潅水については、これだけ暑いと畝間潅水でしか潅水は追い付かないと思われるので、その後の除草体系を要検討!
<現地巡回(JA敦賀美方育苗センター)>
JA敦賀美方ではセルトレイ約2000枚分のキャベツを4回に分けて播種。本日より順次苗を生産者に配布。
・先日の記事でも紹介した、覆土に「イネニカ」を使用しての播種を行うことによって、潅水ムラや乾き具合が一目瞭然(潅水方法はハウス内取り付けのスプリンクラー)。定期的にセルトレイの向きを変えるなどして万遍なく水がいきわたるようにしている(写真 左)。
<現地巡回(若狭町排水対策施工圃場)>
6月27日に実施したカットドレーン施工による排水対策圃場の確認。
・サブソイラだけ施工した圃場とサブソイラ+カットドレーンを施工した圃場との比較。試験区は、深さ50~60㎝にカットドレーンを放射線状に7本施工、深さ30㎝くらいにサブソイラを6~7m間隔で斜めに施工(写真 右)。