今日はJA敦賀美方の敦賀地区にて、契約キャベツ定植講習会が行われました
大変暑い日でしたが、生産者や関係者含め約30名が参加。
JA敦賀美方では昨年より「全自動定植機」及び「畝内同時部分施肥機」のレンタルを開始。
機械の使用方法や作業注意点、栽培管理、定植実演が行われました。
以下、注意点などを抜粋します。
【定植準備】
除草対策を徹底。
流れ:除草剤などで全体の草を枯らす → 畝立作業 → クレマート乳剤散布 → 定植 → 畝間潅水 → フィールドスターP乳剤散布
畝立時に雑草が見当たらないからといって除草剤を散布しないということがないように
膜を作って雑草発生を抑えましょう。
【定植】
定植は、地温が高い日中を避け、気温が下がる午後から行うのがべスト
午前中に定植すると午後には萎れてきてしまいます。
栽植密度は反3000~3200株(128穴セルトレイ25枚分)。定植前日に殺虫剤ジュリボFを灌注。定植機に乗せる前には水+液肥(硫安500倍)に浸漬し根の活着促進を図りましょう。
【畝間潅水】
面積が広い場合は、数畝定植が終わったら土手を作って順次水を入れていく。畝高の半分まで水が届いたらすぐに落水。落水後は速やかに除草剤を散布。
【病害虫防除】
虫が出ていなくても10日間間隔で防除(虫が多い場合はもっと短い間隔で)。今日のように暑い日が続くとキャベツの生育も早まるためジュリボ散布後の防除も様子を見て早めに行ってほしい。また現在台風5号などが発生しているが、台風通過後はすみやかに殺菌剤を
また昨年のレンタル後は、作土の浅い圃場や礫の多い圃場で無理やり動かした影響か、爪の摩耗や変形などがあり修理に出す必要があったとのこと
皆さんも機械の扱いは丁寧にご使用ください
畝天幅:90㎝ 畝底幅:110㎝ 条間:50㎝ 株間:35㎝ 畝高:20㎝
殺虫剤:ジュリボ 肥料:硫安