今日は第4回目の県園芸専門指導員育成講習会が開催されました。
今回はいつもの座学・実技講座と違って、県内の水田園芸圃場を1日かけて巡回してきました(キャベツ・白ネギ・ブロッコリー)。
嶺南地区では、「根こぶ病」が発生していました。根が水を吸えないため、日中なのに葉が萎れて元気がない圃場でした(写真 左)。
丹南地区では、玉が手のひらサイズよりも大きいものが多く、収穫間際の圃場でした(写真 真ん中)。
武生地区では、7月末の暑い時期に定植を行ったけれど、水が少なかったのか日照りで枯れてしまった株が出たそうです。そのため他品種で欠株を補って植えてありました。
福井市南部地区では、隣にソバの圃場があるにも関わらず虫の被害が少なくきれいなキャベツでした。指導員の話しでは、防除は虫の発生有無にかかわらず、計画的に散布しているということでした(写真 右)。
春江地区では、雑草がひどかったらしく、一度人を雇って草をとったそうです。そのため今日見た圃場は草の少ないきれいな圃場でした。
今日見て回った5つの圃場だけでも成長具合や圃場条件は様々で、皆さん熱心に見て回りました。