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TAC

 

TAC 紹介

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私たちのお仕事
私たちは、JAのTAC担当者と担い手農家へ出向く仕事です。
私たちは農業経営者の総合窓口です。TACが訪問しましたら、生産や販売にかかるご要望はもちろん、融資の相談やJA事業への提言など、何でもお聞かせください。
皆さんのご意見・ご要望にお応えすると同時に、JAグループに内在する問題や傾向を分析し、事業の改善にもつなげて参ります。
私たちは、農家の方との繋がりを大切にします。
 

担い手対策課紹介

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TAC ブログ

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第1回経営改善実践研修会
2016-10-04

 今日は午後から組合員トータルサポートセンター主催で「経営改善実践研修会」が開催され、近年特に農業経営改善に向けた個別提案にかかる知識・経験が求められるているTACや営農指導員及び金融所外担当者の資質向上を目指しました

 

まずは全農TAC推進課の方より「全国のサポートセンターの取組状況やTAC活動」について紹介。

全国において、担い手経営体に出向く「(TACを含む)渉外チームの設置」をしているJA52%と増加傾向にありますが、渉外チームが持ち帰った情報について十分な事業間連携が図られているJA30%となっており、事業部門を超えた情報共有化等が課題となっているとのこと。

また全国のTACの「農業法人」に対する訪問・面談は年々増加しており、1経営体あたり月1回以上訪問がなされている状況にあります。この農業法人の経営課題では「生産」に関することが1番の課題となっており、その内訳をみると生産性の向上やコスト対策が上位を占めているようです。

その中で、単協だけでは対応が難しい担い手経営体のニーズや課題にJAと中央会・各連合会が連携して取り組むため「県域担い手サポートセンター」が全国的に設置されてきており、訪問実績を徐々に伸ばしつつあります

 

後半はサポートセンター職員より「設備投資と資金管理の考え方について」の説明。

本年度より本格的に推進し始めた新ZBFM(作付提案)を活用しながら新設備導入や設備入替した場合の採算性評価について実際に例題を解きながら解説を受けました。

また資金繰表やキャッシュフロー計算書についても詳しい話しがあり、こちらも例題のキャッシュフロー計算書を作成しながら、各項目の意味や見方、分析方法を教わりました。

 皆さん熱心に電卓をたたきながら考え、相談・質問を交えながら問題に取り組まれていました
 
キャベツ生育状況(金津、大野、福井市)
2016-09-30
各圃場を見てきました
 
金津  定植日:7月28日(64日目)
        球径:16.9cm
 
       来週頃からおきなの収穫開始予定(写真 左)
 
大野  定植日:7月23日(69日目)
        球径:16.1cm
 
       殺菌剤を24日と27日に散布(適用病害虫が異なる剤)(写真 真ん中)
 
福井市 定植日:8月6日(55日目)
        球径:15.6cm
 
       30日に殺虫剤「ハクサップ」を散布写真 右)
 
第4回 県域園芸専門指導員養成講習会
2016-09-28

今回はいつもの座学・実技講座ではなく、1日かけて県内の水田園芸圃場を巡回してきました(キャベツ・ネギ・ブロッコリー)。

 

以下は全てキャベツの内容です。

福井市南部地区  (写真 左)

新葉の葉先に茶色いちじれが出ていましたが、出荷には響かないとのこと。

外葉裏に黒い斑点が見られたため、殺菌剤をまくよう指示がありました。

 

丹南地区

ところどころキャベツの芯喰い被害が見られるものの、順調に結球中。

防除は10日に1回のペースで実施。

 

嶺南地区 (写真 真ん中・右)

排水升が高いためうまく水が流れておらず、畝間に水が溜まり気味。

圃場の排水性を高めるため、次回から額縁排水を作るよう指示がありました。

また圃場脇には外来種マルバルコウが繁殖しており、他地区も見かけたら駆除してほしいとのことでした。

 

あわら地区

キャベツはまだ小さい状態ですが、畝間の中耕も行い順調に生育中。

虫の被害も少なく、圃場はきれいに草の手入れがされていました。

 

今回巡回した圃場だけでも圃場条件や生育状況は様々で、皆さん熱心に見て回られました。

 

勉強になるお話★

最後に視察講評として、農業試験場の方からためになるお話を伺いました。

・「水田園芸に取り組んだけど作物がとれなかった」という圃場も中にはあります。しかし、実際には「排水対策をきちんとしていなかったからとれなかった」と言える圃場が多いそうです。

→水田園芸では「排水対策が1番のポイント」と言われているように、最初の圃場選定で排水性の良い圃場を選ぶことも大事です…が、額縁排水や弾丸暗渠など、圃場準備のときに施す排水対策も同じくらい重要だと仰っていました。

労力はかかりますが、「この一手間が結果を大きく変える」ということを頭の片隅に入れておきたいですね

 
特産市(JA福井市)
2016-09-29
今日は、JA福井市の喜ね舎にて特産市が行われました
 
今回の注目商品は新生姜
店内では、JA福井市女性部ジンジャーガールズの皆さんがお揃いのTシャツを着て、生姜の試食コーナーを設置。生姜の佃煮など色々な調理方法を説明しながら熱心にお客さんにPRされていました
また生姜の売り場スペースも他の作物より広くとって買い物客の注目を集めていました。
 
外では、同じく生姜を使った朝ごはん、麦とろそば、越前トマトカレーの試食が用意されており、雨の中設置されたテントの下でゆっくりとそのお味をご賞味いただきました
 
キャベツ技術解決チーム会(後半)
2016-09-27

巡回の後は二州合同庁舎で、今後の方針について話し合い

キャベツ頭が黒くなる症状について(写真)

三方地区で、収穫前のキャベツ頭が黒くなる症状が多発し、出荷できなくなる事態が発生。

→原因:葉先のちじれた部分から細菌が入ったことによる2次被害では?

今年は県内各地区で、暑い時期のストレスにより葉先が茶色くちじれる症状が発生しており、その件が影響したようです(病原菌による黒ずみではないそうです)。

→対応:ボルドーやスターナといった殺菌剤で対処を。

 

輝吉の割れ被害について

三方地区712日定植の輝吉で、球の割れる被害が発生(輝吉はおきなと違い割れにくいと言われている品種)。

→原因:葉先のちじれにより結球外葉が硬くなり(=伸縮性がなくなり)、球の肥大に外葉が追いつけずに割れたのでは?

→対応:収穫できるものは早めに収穫を。

 

県全体の傾向

外葉はきれいだが芯喰い被害のキャベツが多く、特にアブラナ科植物では見られないタバコガが若齢の頃から球の中に入っている傾向があるそうです。

また今年は気温が高かったため定植前の苗に灌注するジュリボやプレバソンの残効期間が早まってしまい、その後の農薬を予定より前倒しでまいた生産者方が多いようです。

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