次に午後の部
南越合同庁舎にて、各地区の報告や今後の防除について話し合われました。
ここでは、県内全域に共通する内容を一部紹介。
○ チップバーン(葉先の枯れ)症状について
どの地区でも新葉の葉先に茶色い枯れが見られるチップバーンという症状が出ており、球になるときに一緒に巻き込んでしまうのでは…と心配されていました(写真)。
→ 結球時は外葉になるため、出荷には響かないだろうとのこと。水分不足による生理障害だそうですが、詳しい原因は農業試験場で調査中だそうです。
○ 今後の防除について
今年は虫の発生時期が予想以上に早く、殺虫剤を撒いても葉裏や芯の中で生き残っているものが多いそうです
これからは球になる大事な時期なので、薬剤の撒く量を増やした防除や、剤のローテーションを
近年キャベツで発生しているタバコガ対策として、ディアナやコテツといった農薬を積極的に使用して欲しいとのことでした。