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今年はＪＡ花咲ふくい丸岡カントリーにて平成28年産福井米初出荷式が行われました

28年産米も特Ａ評価継続を目指し取組み、順調に生育。

今後も生産者の手取り向上・有利販売をめざし、また米の消費が下がる中、

「あさ、たべた？」の朝食促進運動で米の消費拡大を目指すとのことでした。

最後は冨田組合長の万歳三唱で3台のトラックが出発。

「お米への想いが実りました」と書かれた横断幕をたなびかせていました。

後半は、

「ネギの定植、防除機の使用方法」（実技）でした。

苗箱内の苗を機械にセットし引っ張るだけで定植できるため、エンジン不要という優れものです

 

土寄せ時の注意点　～講師の福田主任より～

 

分岐点が隠れない程度まで土を被せる（収穫前の最後の土寄せは分岐点まで土を被せる）。

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機械を近づけすぎてネギの根を切らないように注意する。

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夏場の高温期や降雨前後での土寄せは草勢が弱まり、軟腐病等の原因になるので控える。

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初めてネギの機械に触れる方もいて、皆さん交代しながらネギの定植や土寄せを行いました

園芸カレッジにて、県域園芸専門指導員養成講習会が開かれました

3回目となる今回の学習内容、前半は 「加工キャベツ・ネギの病害虫診断と防除、施肥」（座学）

病原について

主要な病原は3つ ： ①糸状菌（かび）、②細菌、③ウイルス

　殺菌剤で対処できるのは①と②で、③には薬がほぼないため対処が難しいそうです。

伝染方法は5種類 ： ①空気伝染、②水媒伝染、③土壌伝染、④種子伝染、⑤媒介生物による伝染

　高温で発生する『ネギの軟腐病』は②水媒伝染によるものが多いため、

　　　栽培の際は徹底した排水対策が必要とのことです。

　　③土壌伝染について、キャベツをはじめとするアブラナ科植物の連作は

　　　　『根こぶ病』を引き起こすため、長期間の同一圃場での栽培は避けましょう。

病害が出た場合、どの単位で出ているか（1株なのか1畝で発生しているのか）、まわりの

株はどうなっているのかを確認することが大切

キャベツの主要害虫はアオムシ、ハスモンヨトウ、コナガ等。

葉の食べ方は虫によってバラバラで、ハスモンヨトウは葉脈だけを残して葉を食べますが、

コナガは表皮のみを残すように食害するそうです。