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TAC

 

TAC 紹介

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私たちのお仕事
私たちは、JAのTAC担当者と担い手農家へ出向く仕事です。
私たちは農業経営者の総合窓口です。TACが訪問しましたら、生産や販売にかかるご要望はもちろん、融資の相談やJA事業への提言など、何でもお聞かせください。
皆さんのご意見・ご要望にお応えすると同時に、JAグループに内在する問題や傾向を分析し、事業の改善にもつなげて参ります。
私たちは、農家の方との繋がりを大切にします。
 

担い手対策課紹介

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TAC ブログ

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第2回園芸カレッジ ②
2016-07-20

キャベツの定植(実技)

実技では、畑地の長さ50 mほどの畝を使用し、石灰資材や肥料の散布、耕起、畝立て、定植を行いました。定植機はクボタの歩行型一条植え、苗は622日播種の苗(28日目)を使用しました。

 

~注意点~ 講師 福田主任より

 

条間は4050㎝ほど空ける!

キャベツの外葉は、太陽のエネルギーを吸収する受け皿的な役割。外葉が大きいほど、太陽エネルギーをたくさん吸収できるので、結果として球も大きくなっていくそうです。

外葉が大きく成長できるように、条間は十分なスペースを確保しましょう。

 

石灰資材と肥料の同時使用は避ける!

理由)混合することで脱窒がおきて、肥料の窒素成分が効かなくなるため。

セルカのように、石灰が微力な場合は同時使用でも問題ないそうですが、マグエースのように石灰が強力な場合は、注意が必要とのことです。

 

土が湿っている状態での耕起は避ける!

湿っていると、①土の塊ができやすくそれ以上はあまり細かくならない、②乾燥したときに粗い土となり定植後の活着が悪くなる、といったデメリットがあるようです。

 

そのため、耕起や畝立ては、土が中まで乾いているときに行うのがベスト。

①土が細かくなることで活着が良くなる、②剤の効果が出やすい、といったメリットがあるようです。
 
第2回園芸カレッジ ①
2016-07-20

園芸カレッジにて、県域園芸専門指導員養成講習会が開かれました

2回目となる今回の学習内容は、「ネギの特性と栽培基礎」と「キャベツの定植」。

 

ネギの特性と栽培基礎について(座学)

 

ネギには「根深ネギ」と「葉ネギ」の2種類があり、福井では

ホワイトスターという品種の「根深ネギ」が主に栽培されているそうです。

以下、講義内容の一部です。

 

生育適温は1520℃、適正pH6.06.5

軟白部が伸びる適温は15℃前後で、地温が25℃を超えるとネギは徐々に弱っていくそうです。

 

排水性

 ネギは乾燥には強いそうですが過湿には弱く、弾丸暗渠等の排水対策がとても重要

 
先手の除草対策
 草が生えていないうちに除草剤を散布し、膜を張らせることで、草を生えさせない!
 先手の雑草対策が肝心
 
水田キャベツ除草(三方)
2016-07-19

7月12日に定植を行った若狭町の圃場へ行きました。

定植後から雨が降っていたので苗の活着は良好

しかし雨が続いたため、雑草が早速生えてきてました

 

そこで!今年購入されたという歩行型除草機(ヰセキKK43の管理機+専用アタッチメント)を使用して除草。畝の上を1往復ほど歩くと条間の草をきれいに刈ることができました。ただアタッチメントの最初の位置調整が不十分だったせいか、苗も一部傷つけてしまったようなので、後日メーカーの方に調整してもらうことに。それまでは使用を停止し、代わりにポルトフロアブルを散布することになりました。

 

※今日の除草中の写真を取り忘れてしまったので、機械の写真だけのせておきます。

 

また前回のキャベツ定植講習会記事(712日)で載せた排水対策の1つ、「排水側枕地にも畝毎に溝を掘る」に対して少し補足です。

 

今日生産者の方からお聞きした注意点は、「枕地の起こす深さ」。

排水側の枕地は、事前に深く起こし、溝を掘りやすく。

今回は浅く起こしたため、定植後、溝を掘る際に土がとても固く機械とスコップ堀りと両方必要になったそうです。
 
特産市(JA永平寺)
2016-07-14

平成28711日よりJA吉田郡から名称変更を行ったJA永平寺。

その記念も兼ねたJAふれあい特産市が直売所「れんげの里」にて行われました。

今にも雨が降りそうな曇り空ではありましたが駐車場は満車で、店内もとても買い物客で賑わっていました。

 

特産品であるピクニックコーンや上志比にんにく、五領玉ねぎは入口付近で大きくPR。

そのなかでも「ピクニックコーンスイートプリン」というデザートが人気でした。

天谷調理師学校との共同開発でピクニックコーンとプリンとを組み合わせた商品。

なんと数量限定100

普段は休日にしか販売を行わないというレア商品でもありまとめ買いする方も多かったです。なかにはリピーターで、これから近所の集まりがあるから20個ほど買って帰るという方もいらっしゃり、売り場は商品補充で大忙しでした。

 

店舗前では経済連による白ねぎラーメンや麦とろ麺の販売、及び女性部による朝食のふるまいがあり、買い物を終えたお客さんがおいしそうに食べて帰られました

 
キャベツ定植講習会(三方)
2016-07-12

今日は全自動定植機を使用したキャベツ定植講習会に参加

場所は若狭町にある4.3反の暗渠有り圃場。畝立ては前日から12時間かけて26畝ほど。定植は今日の午後から行い90分で8畝ほどが完了。苗は19日苗(623日播種)の輝吉を使用(液肥・殺虫剤灌注済み)。

講習内容については、JA女性営農指導員、県普及員、ヰセキより以下の説明がありました。

 

畝立同時部分施肥機

車速に応じて肥料を散布するが詰まることも有るので要確認。

機械運搬などの移動時は故障の原因になるのでホッパー内肥料は必ず排出する。

畝天面を平らにするため、十分土壌を乾かし低速で作業を行い、砕土率を高める。

全自動定植機

畝天面の状態に応じて、植深さ調節レバーを操作し、苗の根鉢にあった深さにする。

苗の根張が弱い場合は、トレイからつまむ爪の強さを弱め、欠株を防ぐ。

灌水による早期活着

天気予報を確認し、午後に定植。

畝間灌水は雑草が多くなるため、灌水チューブを利用

雑草対策

耕起前にラウンドアップなど。

早めに畝立するようならクレマート乳剤など。

定植後にはラッソー乳剤など。

生育中にはポルトフロアブルやプリグロックス、その他中耕・機械除草

特に機械による中耕を兼ねた除草は、草を取り除くだけでなく、土壌に空気が入り根に活力を与えることにもなる(こちらの生産者は歩行型除草機を購入)。

ローテーション防除

今回ジュリボフロアブルを定植前日に灌注。

定植約3週間後から圃場での発生状況に合わせ、病害虫のローテーション防除を開始。

 

作業中もぽつぽつと雨が降っていたので、定植後の活着はよさそうです

また排水対策として、定植が終わった畝から、圃場奥の枕地にも畝毎の溝堀を行い、水がうまく流れ出ていくように工夫されていました(写真右)。

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