今日は6月9日に播種をしたキャベツの定植が敦賀の圃場にて行われました。
試験的に播種日を3つ設け、適宜苗(おきな)の検討。
①6月3日播種(25日間)
②6月9日播種(19日間)
③6月17日播種(11日間)
結果、①が肥料切れをおこしていましたが苗としては一番良いサイズだったようです(②は元気な苗でしたが徒長気味、③は日数不足で小さい)。
そのため普及員の方から今後①に対しては定植前に液肥を散布してはどうかとアドバイスがありました。
※写真左のセルトレイ。左2枚が①、右2枚が②の苗。
今回使用した定植機はヰセキのPVDR20(乗用型全自動定植機2条植え)。
条間は50cm(千鳥ではなく平行植え)、株間35cmで設定。
一番初めにセルトレイをセットするのに少し時間がかかりましたが、走らせている間はスムーズに苗が落ちてきました。
また圃場は近日の雨でぬかるんでおり、うまく動かせるか心配されていましたが、はまることもなくきれいに旋回して2畝とも植えることができました
今回のような全自動定植機は、苗が大きすぎたり根張が弱いものはうまくつかめず欠株になることがあるということと、半自動定植機のように自分で苗を選んで植えることもできないので、苗の出来が一番重要だということを再確認しました